Hair Spray

へアースプレーを見た。

日本でも話題になっていたが見たことは無かった。

あまり興味も無かったし、面白いと期待しなかった。

ミュージカルを見たり知識を得ることから興味を持った。

内容を全く知らないまま見始めたがかなり満足させられた。

始まりがボルチモアだったのでその時点で引き込まれた。

当時の風景そのままと言われているが昔のアメリカはあんな感じだったのか。

ヘアスプレーの会社がスポンサーとなっているダンスの番組に主人公が挑戦していく。

そこにからんでくるのはアメリカ社会の現状。

今の時代から考えてみるとあり得ないことばかり。

50年前まで世界はこれが当たり前だったのかと思うと少しおかしいような怖いような気もする。

ストーリーはきわめて単純でわかりやすすぎるくらい。

ミュージカルは面白い。

歌も踊りも映画になってもこの作品に関しては非常にナチュラルだと思う。

政治的な話が多かった。

結婚。

人種差別。

権力。

男女。

教育。

住居。

戦争。

時代と言うものを感じさせられる。

やはりミュージカルだなあと感じる。

それにしてもポリティカルな要素が多すぎるのではないかと感じさせるくらいだった。

重い話ではないのでそれ故に気になっている。

まっすぐなことを真っ直ぐ伝えてはいけないのか。

どこまで婉曲に表現するべきなのか。

そんなことを考えさせられた。

Hairspray - You Can't Stop the Beat - YouTube

You can't stop the beat.