白州 工場見学
山梨に行く機会があったのでふとよってみた。
いつも通りの景色。
天気はあまりよくはなかったが田んぼが美しい。
山梨の田んぼと山の風景はその地形のせいからか自分に取ってはとても美しく感じられる。
いつ行っても心が安らぐが、この時期が特別であることは間違いない。
白州。
イメージは森。
もっと山奥に存在しているのかと思った。
正直に行って山梨というイメージはあまりなかった。
山崎の方が身近でイメージを抱きやすい期もする。
今回は蒸留所を見学することは出来ず、天然水の工場を見学し、お土産を購入し、試飲会で勉強をしてきた。
平日にも関わらずたくさんの人が足を運んでいた。
アクセスは決して悪くない。
近づいていくにつれて自然が豊かになり河に水も美しいと感じていくのも面白い。
工場の面積は広くて歩き回るのは少し大変だし仕事をするとなればもちろん歩くという選択肢では効率が悪すぎるだろう。
観光客と言えば良いのかはわからない人が多かった。
多くの観光がそうであるようにある種の人に取ってそれは勉強かもしれないし、仕事、もしくは修行でもあるかもしれない。
大人が多く見かけた20歳以下の人は一桁だった。
一時間のガイドツアー。
サントリーの方が天然水のつくられ方や工場の特徴を説明してくれる。
ウイスキー博物館も博物館の種類としては珍しいのではないか。
展示はわかりやすく、説明が豊富なので初心者でも十分ウイスキーに親しみを持てる。
好きな人にはたまらないのではないか。
最上階には展望室のような通路があり、白州の豊かな自然を望むことが出来る。
天気がよければ山岳と豊かな緑が楽しめそう。
大雨の中でも深い緑は強い印象を与えてくれた。
天然水は自然の中で様々な肯定をへて地下で汲み取られる。
20年も時間が経過しているとは知らなかった。
Natural Mineral Water。
水の種類や味にこだわる人も少なくないらしいが、こだわりについての説明が50分程のツアーで余すとこなく伝えられた。
ペットボトルも工場でつくっているという品質管理。
ペットボトル自体のつくり方も勉強になった。
工場や施設館は50人(程度)乗りのバスで移動。
出荷前の梱包の作業が見られるところでは衝撃を受けた。
工場内に人間は全く存在せず機械が高速で静かに動き続けているだけ。
そんなイメージにはっとさせられた。
映像を使った説明が多い。
森をどのように保護しているか、それが水、私たちの生活にどうか変わるかという話。
また工場での活動にも多く触れていた。
最後は試飲会。
軟水と硬水の飲み比べ。
水を料理にどのように使えばいいかも教えてくれるので料理をする際の参考にもなる。
お土産の水ももらえる。
驚いたのが、これがすべて無料であったということ。
ツアーは非常に充実していた。
学べることも多かった。
決して観光地ではないかもしれないが訪れるべき場所であることは間違いない。
知り合いで訪れた人も意外に少なくないので、かなり多くの人が実際訪れているのではないかと推測している。
今度はぜひウイスキーの方を見学してみたい。