袋田の滝
とっても北。
茨城に住んでいても、もしそれが北でなければそこに訪れるには相当の時間がかかる。
紅葉の時季や連休には渋滞が発生する。
大きな道もないので容易にはたどり着くことが出来ないだろう。
今日はまだ、緑が美しかった。
そして水量が多かった。
いろんな種類の滝があるけど、これほど大きくて、いろんな角度から眺められる滝もそうは多くない。
国内外においても、かなり面白い種類の滝の一つである。
なんと言っても迫力があるし絵になる。
上から見るのも、横から見るのも、真下から見るのも。
水しぶきも飛んでくる。
自然の壮大さを感じる。
何となく、綺麗な枠に挟まっているようなイメージ。
優等生のような。
落ち着いていて、写真を撮る人に向けてじっくり止まってすました顔をしてる。
どこからとっても映りはいいです、自慢はしないけど美しさに自信はありますと言ったような感じで。
そんな清の外観に対して流れる水と音の動。
季節後に表情も変わる。
とっても魅力的な滝であり、何年かに一度、一年に数回訪れてもがっかりはしないと思う。
最初は必ず驚く。
茨城にも、というか日本にもこれほど面白い滝があったのかと。
たくさん階段を上って生瀬の滝も見た。
虹も見られるし、美しい袋田の滝。
なぜだか知らないけど、いつもこの場所はアップルパイと結びついている。