Carpe Diem

Think good thought.

松山

起きてすぐにバスで松山へ。
四国内は交通費が非常にかかると言う印象を受けた。
実際そんなことはないのかもしれないが。
移動距離に対して値段が高い気がする。
時間に対しても高い感覚がある。
それとも海外の交通手段が安すぎたのか。
高速バスであっという間に松山へ。
学割で3240円程。

城下町と言ったイメージ。
四国の他の地域よりはしっかりしていた気がする。
そして伝統がある。
本当に伝統がある。
高知に関して受けた最初の印象は、観光資源があれほどあるのに観光資源が乏しい。
松山は、歴史がしっかり語り継がれていると言う感じがした。
地理的にも、街の作り的にも。

まずは松山城
リフトであがることが出来るのが旅行者の経験としては面白い。
夏には気分が良いし、何しろ景色が良い。
子どもも楽しんでいた。
そして頂上からの眺め。
瀬戸内海。
雲がうっすらかかっていて、坂の上の雲かと言う感じだった。
これには感動した。
非常に美しい。


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それから坂の上の雲ミュージアム。
作品を読んだばかりだからか非常に感慨深い。
四国は旅をしてみて狭いと感じた。
そして、昔は何があったのかと想像してみたがここから海外にたくさんの人が出て行ったり日本を変えようとした人が結果的にたくさんでたのは面白い。
そして、司馬遼太郎氏の偉業を讃えざるを得ない。


夜は路面電車に乗って道後温泉へ。
道後温泉、本当に驚いた。
訳が分からなかった。
伝統がもの凄い。
霊の湯二階席を選択した。
細かい説明と館内案内。
正直言って圧倒された。
これほどのおもてなしというか手順があるのかと。
外国人にはどのように説明するのか気になって聞いてみると文字にして準備してあるとのこと。
けど、初めて来た日本人にもあれはわからないんじゃないかと思う程。

日本人の親切は無意識的なところが強いと思った。
それが当たり前というか、ある時は過剰に映るし強迫観念かとも疑ってしまいそうな程。
プラン通りに行かないと当たり前のようにちょっかいを出してくる気がする。

それはさておき、三つの湯に入った。
坊ちゃん泳ぐべからず。
時間的にか貸し切りで満喫することが出来た。
それからお茶を飲んでお菓子を食べて道を見ながら休む。
幸せだ。
日本にこんな文化があったとは本当に知らなかった。
ただの温泉ではない。
圧倒される。
何度でも生きたい。
坊ちゃんの間や天皇の風呂を見学し一時間を満喫。


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道後温泉は芸術家とコラボした作品がたくさんありいくつかを目にすることが出来たが非常に面白い。
文字通り最古にして最新だった。

Discover Japanというような一日だった。
観光資源、施設がもの凄い松山。


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