大歩危 高知
かずら橋。
平家の伝説が残るこの地ですが、あの時代にこんな場所に本当に逃れてきたのか、そしてどのように生活していたのかが気になる。
自然が豊かな山奥。
高低差が激しい。
斜面に家が多い。
この風景はこれまで見た記憶がない。
またしても白い雲と青い空、これほどかと言う緑に圧倒された。
交通手段がなかったので特急とバス。
観光シーズンは毎日バスが走っている。
片道660円したと思うが高く感じた。
特急に関しては観光地案内も車内放送であるのが面白かった。
景色は見飽きない。
そのまま高知へ。
特急で一時間もかからず。
田んぼの中を走っていたらそのままついたと言う感じであっけにとられた。
大雨。
高知は日本の中でもかなり雨の多い地域とのこと。
英語でいうシャワーのようなものが本当に嫌と言うくらい続いていた。
四国に来て初めて味わったが小雨と言うか何というか、その雨に特徴がある。
高知城に上った頃には大雨雷。
停電はしなかったが台風かと思うような夏の天候だった。
それからひろめ市場へ。
かなり驚いた。
カルチャーショックと呼んでいい程。
今まで日本のどこでもこのような風景は見たことがなかった。
さらにのせられた魚屋お刺身を選ぶ。
お金を払ってあっためて自分でテーブルに持っていく。
昼三時前から飲んでいる人が山ほどいる。
女子高生、中学生もいればおじさんから会社員まで。
よくわからなかった。
とにかくテーブルの上には大量のおつまみと飲み物。
夜また来てみると人が通るのに苦労するような活況。
席を取るのも大変。
そこで食べたのが、藁焼き鰹のたたき。
タレではなく塩で。
万能ネギ、ニンニク、ゆずが付いていた。
相当美味しかった。
東京で食べるのとは全く違う。
その土地のものを食べるのは幸せなことだと感じた。
そこからまた気分が変わり桂浜へ。
こちらも片道12km程。
急いで一時間程かかったが日は暮れてしまった。
龍馬の象と海岸を見てすぐホテルへ。
あっという間の一日。
高知はもっと壮大なイメージがあったのだが市内だけではわからないのかもしれない。