Carpe Diem

Think good thought.

Hotel Rwanda

1994年。

まずこの事実に驚いた。

テルルワンダというタイトルはとても有名。

どんな話かもだいたいは知っていた。

よくある戦争映画と言ったら失礼かもしれないが恐怖をあおるものかと思っていた。

戦争自体に焦点が当てられて残虐性のみが誇張される。

大して内容はないが強かったというイメージが残るだけ。

そのような映画ではなかった。

戦争に焦点を当てているというよりはそこに生きた個人に焦点を当てたヒューマンドラマといった感じ。

その人がその時どうしたのかということ。

当たり前なのだが、どんなに大きく括られる事実も、すべては個人の話なのだ。

このような話が他にもたくさんあるし、あるものは語られて、あるものは語られない。

この映画を観終わって頭にふと浮かんだ音楽はImagine。

想像してみることは簡単なのかもしれない。

想像してみることが、簡単なのかもしれない。

想像することしか、簡単なものはないのかもしれない。

鼻の幅なんかで人間を分けてどうするのか。

システムの話でもある。

同じものの右腕と左腕。

実際はすべての人が動かされているだけ。

実際は同じ。

恥とは何か。

外国人を送るときに傘をさす。

償いの気持ちからお酒を飲むことを誘う。

何をしなかった時に人は最も恥を感じるのか。

駆け引きの難しさと大変さもわかる。

どんな状況でも常に賢い人は賢い。

生き延びるにはそれなりの能力や技術がいるのかもしれない。

家族と別れることは裏切りなのか、英雄なのか。

戦争があるとわかっている国では結婚に対する考え方も違うのかもしれない。

最後で、兄弟の子供を見つける。

けど周りの子供はそのまま。

あくまでも、個人の物語の集積なのだ。

アーチャーさんが素敵な人に映った。

 

葉巻の価値。

現金としての価値よりもStyle.


HOTEL RWANDA (2004) - Official Movie Trailer ...