Carpe Diem

Think good thought.

アジア、東京

 

 成田空港について、税関を通過して、ここは東京かと思った。千葉県の成田ではあるが。アジアは広い。行ったことがないことが多い。けど述べることは出来るし述べても良い。

 東アジアはアジアの中でも他の地域とは違う。同一のものが多い。同じ国民、人種、考え方、文化を持つ人が集団として比較的狭い地域に集まっていると思う。もちろんなんでも画一にしては行けないし配慮が必要なのもわかっている。その中でのことだ。東京にいると、外国人をあまり見ない。他の国に比べて。外国人というのも欧米人だけではなくてアフリカから来た人やアジア系の人も含めて絶対的に外国人が少ない気がする。日本人がやたらといる。

 香港はいろんな人がいた。チョンキンマンションの中では広東語が聞こえないように、モスクの前でも中国系の人があまりいないように、そして香港等の金融街に行くと欧米人が増えるというように多様なコミュニティがあった。もちろん日本にもあるが。

 階層や階級。どのようなビザで入国したかわからないような人。ある決まった仕事に従事している人。その人の問題ではなく家族や先祖の代から移住しているのだとわかる人。その種類というのが、聞かなくても見ているだけでたような気がしたし、実際自分が見て来た中では多様だった。

 日本と言うか東京はどうも、均一というか均質というイメージが強い。ある限られた人だけが集まっている。その範囲に限定があるというか縦にも横にも多様性が豊かではない印象がある。

 空港で、日本人が多いなと思った。

 東アジアは均質であることが多いのではないか、との仮説。国籍や人種だけでは無くその社会体制や階級などに。韓国、ソウルも日本と似ていた。香港に見られるような国籍や文化の豊かさは短い期間の滞在では見ることが出来なかった。

 そこで思ったのは、東アジア、そして東京はもちろんアジアにある、そしてアジアの中の東京と言われるけども実はもっともアジアらしくないのかもしれないということ。もちろん見方もあるし、東京がそのアジアらしさの一つの要素であることは間違いないがその均一性と整合性、カオスや多様性が然程がないというアジアに置ける一種のカオスに置いてアジアに置ける不思議な場所ではないかと思った。世界の人や他人はどんなことやどんなものをアジアらしいと感じるのだろうか。アジアらしいと言うよりは日本らしい東京。