Pawn Shop Chronicles
久々にこの種類の映画を見た。
なんのために誰が作ったのかよくわからないような映画。
面白いとも言えないけどとても衝撃だった。
ある意味では。
映画ももともと、際限はないものだったということを思い出した。
作ろうと思えば実際どんな映画だって作れるのだ。
描写が過激すぎて上映できないことはあるかもしれないが、それさえ気にしなければどんな映画だって作れる。
この上ないほど素晴らしい作品があるように、どうしようもないほど哀れでくだらない作品だってある。
俳優が素晴らしい、台本がくだらない、音楽だけは一流。
どんな映画にもいろんな評価がある。
果たしてこの映画はどうなのだろう。
ディテールにはこだわっている気がした。
カメラのアングルが多少面白かった。
漫画や物語をそのまま映像にしたらこうなるのか、というのが印象。
そう考えたらリアリティがあるしうまくできているのかもしれない。
俳優はおもしろかった。
また、アメリカという国について何か考えてしまう。
怖いと思いつつこれが日常なのかとも思う。
日常とは言えなくても、常にそれが存在している恐怖というか。
本当にいろんな種類の映画が世の中にはある。
誰かの期待を満たしている。