The Photographer of Mauthausen
命をかけて、何かを伝えなければならない。
尊厳、つまり自分の意味、何に値するのか。
そのようなことを考える機会が少ない。
生きているのと死んでいるのがそこまで変わらない状況。
自分ではコントロールできないことばかり。
そんな中で、どのように生きていくのが良いだろうか。
成功しないことだらけ。
ふとしたタイミングで、立場は変わる。
たまたま今、その環境が与えられているというふうに考えることは難しい。
悪いことは決して続かないと思ったが、良いことだけがずっと続くわけではない。
何事にも終わりはある。
自分のことだけではなく周りのことも考えられるか。
だが、思想に正しさがあるのかはわからない。