My Life as a Dog - Carpe Diem

こんなに悲しいことはあるのだろうか。

幼い頃からこのような環境で生きていくこと。

することすべてが裏目にでる。

誰も自分を守ってくれない。

好奇心と戦いながら、傷つくことを恐れながら。

周りの人を助けようとする、自分が楽しいと思うことをする。

結果はわからない。

うまくいかないことの方が世の中多かったのかもしれない。

そんな時は、ライカ犬のことを考えてしまう。

バスがもう一台少なければ命は救われたかもしれない。

環境がすべてだと思わされる。

いろんな人に支えられて生きている。

生かされているというよりは生きていくしかないという感じで、誰もが強くならなければ生きていけない。

楽しいことも悲しいことも、皆仲間のようになってともに体験していく。

距離を置いて比較してみること。

こんな映画は世界中のどこでも取れるというわけではない。

ああやって大人になっていくのかと初めて知ったことも多かった。

いろんな生き方が世界にはあって、選択肢がないのは幸せなのか、複雑なのかシンプルなのかわからなくもなった。

自分がボールになれば、どこへ向かうか迷う必要は無くなる。

スウェーデンのイメージが明確になった。