The Shawshank Redemption
なぜこの映画を素晴らしいと感じるのか。
どこがすごいのか。
物語があまりにもうまくできているからか。
違和感がない、共感できる、望んで欲しい方向に話が進んでいる感じがする。
描写の加減がちょうど良い。
映像化が素晴らしいかったとも言えるだろうが、明らかに物語が、その骨格がしっかりしすぎている。
細部よりも全体的な印象。
セリフは少なく、何が重要だったのかも思い出せないかもしれない。
あまりにも多くのことを詰め込んでいるわけではない。
けど、残るイメージはクリアで、明るくて、最後のシーンの海と砂浜のよう。
このような物語を作り出せた時、作者はどう感じるのだろうか。
あまりにも独特にならないように気をつけたのではないか。
客観性がないとここまで収めることはできなかったのではないか。
何度見ても、永遠に学びが尽きないだろう。