Carpe Diem

Think good thought.

Jane Eyre


Jane Eyre Movie Trailer Official (HD) - YouTube

 

トレーラーが実際の映画のイメージとは異なる。

これだともったいない気がする。

劇的な方が人の気をひくのかもしれないしそのギャップが面白いのかもしれない。

けど、内容から見ても素直に落ち着いたまま勝負して良いと思う。

とってもいい映画なのだから。

 

ジェーンエア。

タイトルはスクアクトも有名だろう。

イギリスの有名な話。

このような作品を演じる俳優は緊張しないのだろうか。

イギリスのイメージが強い。

ハリーポッターでも思い出のマーニーでも。

イギリスの話はやはり階級に関わるものなのかと思ってしまう。

孤児が多い。

そして皆、ありえないほど辛い環境を生き延びる。

まるでみんなが当たり前にそうしてきたかのように。

実際そうなのかもしれないし、物語だからそのような限られた人に焦点が当てられているのかもしれない。

それにしても、困難から立ち上がるという話が好きなのだろうか。

 

とっても落ち着いた映画だった。

無駄な音楽も少ないし物語に集中できている気がする。

とっても静かなシーンが多かった。

けど実際に人間の生活はこのようなものかなと思った。

実際にしゃべっている時間よりは一人で悩んだり散歩したり美しい自然を眺めていたりという時間の方が多いのかもしれない。

無駄がなかったと思う。

シンプルで人間味があって大事なことに気づかされた。

あるいは、他の映画で俳優が喋りすぎているだけかもしれない。

 

時代背景や社会構想を知らないとよくわからない話のような気がする。

ハッピーエンドとも取れるし終始救いのない話にも見える。

ジェーンはこの上なく気高い人だった。

実際にあのような人には出会ったことがないし物語の中ですらあまり見たことがない。

自分を縛っているような、解放しているような、律しているような。

Respect myself.

男女や身分の違い、家庭や境遇。

その上で個人が成り立っている。

単なる物語であると思っていたら、実社会の現状を反映した話であったと知る。

驚かされた。

意志の強さ。

equal.

言葉の細かいところに注目して何度か聞いた。

限られた世界の話なのだけどとても普遍的なアイデアに向けられた話だとも思う。

何度か見ても良いと思った。