旅見本市
世界最大級の旅の祭典ということでビッグサイトへ。
2日目、最終日の午後にも関わらず盛況。
日本人が大半だった。
もちろんそれぞれの国のブースにはそれぞれの国の人がいた。
観光について学んでいたにもかかわらず今回が初めての参加。
仕事のことなども考えると、早いうちに来た方が良かったかもしれない。
かなり視野が広がると思う。
感想、以下は全く個人的な印象
・韓国のコンテンツ
韓国は既存のコンテンツを使い切ったイメージが強い。
日本から近いということもあるし、行きやすいのだが逆に行く理由はあるのかとも思ってしまう。男性が韓国に観光でいく理由が未だにわからない。同世代に訪ねても全く答えが出てこないから特殊な場所であるとも思う。アジアなのだけどやはり似ている部分が多くてエキゾチックではない気がする。もはや、メディカルツーリズムや何か先端的なものにどんどん移らなければ行けないのではないか、そして実行しているのではないかという印象。
・やまがた舞子
実演していた。山形で舞子というイメージは薄かったので驚き。とても美しい。実演は人を集めるしもの凄く印象を与える。日本という感じがした。素晴らしい。
・日本の文化体験
使い古されたような表現だが、日本のもてなしの質は高い。そして人は余っていると思う。文化は充実しているしとてもユニークなものばかり。それを体験する機会をより多く、そして魅力的に創出する必要があるのではないか。何もかもそろっているが提供のされ方に問題がある。人間国宝の方に教えてもらえる機会なんてこの上なく貴重だと思う。そうでなくとも他の国の人と何かを作り上げるのは面白い経験だと思う。そば打ち体験なんて他の国でやろうと思ったこともない。
・春秋航空
成田−佐賀 片道5700円。
知ってもらうことの重要性。
福岡まではこれが最も安いのかもしれない。
・日本酒体験コーナー
文化体験とは同じようでまたひと味異なる。この分野で世界を舞台に活躍している人は近年増えている、そして女性が多いイメージがある。外国人にとってもとても面白いコンテンツで今後より身近になるのではないか。飲食はおもしろい。日本食教室も盛り上がる。
・展示
それぞれ独特な展示があった。水槽を持ってきたりエジプトの神殿を再現したり、全くやる気がないところも少なくはなかった。例えば会場の中心に暗幕に囲まれたスペースがあれば入りたくなる。五感に訴えて、知的好奇心をかき立てることは今後旅を考えている人に対して強烈な印象を残すのではないか。少なくともその場も楽しめる。ユニークなことが重要。オリジナル。
・アメリカは州ごとに観光局
・イエメン政府観光局、ヨルダンは面白かった
・トリニダードトバゴの音楽の実演、お客さんとともに踊る。スイスの演奏と合唱、ウズベキスタンの伝統音楽と踊り。音楽は本当に国境を越えるしこのような体験を一度に出来るのはもの凄く面白い。外国人が多く集まっていた。
・カリブ、中東、アフリカは日本とは何もかもが異なりすぎていて素材そのものが魅力。規模が、次元が異なる。
これが当日のメモ。
これで世界最大級なのかと疑問にも思った。
素敵な場所だったのは間違いない。
食に関するブースも多く世界の料理を楽しめていた。
いろんな目的を持った人が訪れていたようでそれが何よりも旅見本市らしかった。