ここにきてまた、夕日に対するイメージが変わった。
目の前にぽっかりと浮かんでいた。
卵の君のこっとも高級な種類のもののように見えた。
赤ではないしオレンジでもないし黄色一色だとも言えない。
理想的な卵の君の色だったと思う。
ずっと見ていると遠近感は無くなってしまうしこれは本当の景色なのかと思ってしまうほど。
こんなに綺麗な夕日を毎日見ることのできる場所があるなんてと思うと、フェアじゃないような気がしないでもない。
ここにいかない理由は本当にない。
是非、この場所から夕日を見れば夕日とはなにかがよくわかるだろう。