Carpe Diem

Think good thought.

11.22

11月22日

やはり、日記というものはその日のうちに、もしくは翌日あたりに記すべきものであろう。振り返るということは後からできるが、その時のことは、すぐに流れ去ってしまうので、できるだけ手元にとどめておく方が良い。それでも、今回はまだ良い方かもしれない。香港に行った際にはできていなかったことだから。少しは成長したというか、目的意識を持っているのがいまなのか、単に後悔したから動かされているのかもしれない。もっとよくできた可能性は確かにあるものの、良い試みではある。自分には撮ること、書くことが必要だ。それは、発信することと言えるものではないかもしれない。

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朝、起きた時間が少し遅かった。日が登り切ってしまう少し前だった。それでも、昨晩少し歩いた際に、橋の近くにいることを確認していたことが幸いした。マンハッタンブリッジまで、5分もかからず行ける距離だったのかもしれない。昔も、ここにきた。昼だったか夜だったか、ニューヨークですることが思いつかず、とりあえず橋を渡って見たことがあった。あの頃は、不安なものが多かった。いまは身軽で、安心して、カメラを持って、橋を走りながら自分の時間を楽しんでいる。不思議なものだ。このように帰ってくるとは思わなかった。最後にニューヨークに来た時というか、去った時のことをよく覚えている。57丁目の冷たい空とビル。真っ青な青空。橋では、写真を撮りたいと思っていた場所からじっくりと撮ることができた。おそらく、今回の旅のベストショットだろう。あれ以上の写真は撮れない。

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自分が最も好きな画角だ。たった1時間しかなかったし、気温もマイナスだった。走り回って、急いで、レンズを変えて、存分に楽しんだ。シャッターを押して押して、押しまくった。そんな場所にいられたことが、良かったのだろう。

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ホテルに戻り、朝食。ベーグルやワッフルを食べて、しっかり栄養もとる。海外からの観光客が多いホテルだった。今日はメイシーズのパレードの日。6年越しに、たまたまま、この場所に戻ってきた。テレビで見ると、一日中ステージが行われていることがわかった。皆でテレビを見ているだけで十分に面白かった。今日は不思議な日で、お昼に近ずくに連れて気温が下がって行く。空は雲ひとつないのに、−6度まで行くとのこと。マンハッタンはパレードで忙しいため、ブルックリンの方へ行き古着の店を見て回ることにした。久しぶりのベッドフォード。十分なほど落ち着いていた。これほど壁に絵があったりとカラフルな場所だったイメージはない。

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公園も葉に色がついていてとても美しかった。赤と緑と黄色と、その他の色。青空に晴れていた。いろんな国の言葉が飛び交っていて、今日が祝日ではない人もいるのだなあと感じる。とても面白い店で、誰にあげるでもないお土産を買ったりして寒空の元散歩を大いに楽しむことができた。
電車に乗って、チェルシーへ。空いているかわからなかったが、チェルシーマケットへ向かって見た。そこにはあふれんばかりの人がいて、とても賑わっていた。

 

入ることができてとてもラッキーだったと思う。数年前に比べて、さらに観光地化していたというか、豪華に、賑やかに、そしてきれいに整備されていた印象がある。一休の観光地、商業施設ではないし、マーケットとも呼びにくいが面白い空間がそこにはあった。見るのもよし、食べるのもよし、買うのもよしと言う感じで、観光客が求めているものが一堂に会していた。忘れられないくらい美味しいクレープを食べて、寒空の元ハイラインへ。

こちらもさらに整っていたが、見える景色が昔とは少し違っていた。今度ゆっくり訪れる機会があったら、端から端まで歩いて見たい。自由の女神を見ることもできてよかった。食事を買ってホテルに戻り、小休止。不思議なCVSにもよることができた。
少し休むつもりで、またしても目を覚ますと夜中になっていた。最後にやるべきこととして、お土産を買いにタイムズスクエアへ。非常に安くてて面白いものがたくさん売っていた。もっと買いたいと思わせる理由はなんなのだろうか。小物が好きでたまらない自分にとっては、離れ難い場所だ。

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喧嘩をしつつ、深夜のロックフェラーへ。今回は昼間の景色を見ることができなかった。それでも良いかなと思えるぐらいの夜景。昔よりもまたビルが増えたのではないかと思う。今日は気温がマイナスということもあり、非常にくっきりした景色が見られた。案内をしてくれた心優しいスタッフの温かさが身にしみた。「今日は本当に素晴らしい景色が見えるんだよ」と。時間が遅く気温が低いためか、展望台にはほとんど人がおらず、待ち時間も全くなかった。エレベーターの中ではライトを楽しみ、非常に満喫することができた。撮影の方法は難しかったが、観光客との交流もあり、楽しく素敵な風景を残すことができた。ここに登らなければ、後悔することもできなかっただろう。あまりにも寒かったので、急いでホテルに逃げるように帰った。