Blue Jasmine - Official Trailer (HD) Cate Blanchett ...
ずっと見たかった作品。
いろんな話題を耳にしていた。
賞のことやストーリーについて。
公開されてからかなりの時間が経った。
実際に見てみて、ここでこのように終わるのかと強く思った。
がっかりしたわけではなくてここから何かが起こりそうなのだけどという感じ。
誰もが皆、どこかでおかしくなっている。
そんな当たり前のことをこの映画は主張していたような気もする。
メンタルブレイクダウン。
立ち直ることが全てではないが、常に何か困難に直面しているし、常に何かを乗り越えようとしている。
乗り越えることは簡単ではない。
皆どこかおかしくたっておかしくない。
他人の、自分のそれを据えて受け入れることが最も素晴らしいわけではないこともわかっている。
それぞれの人が自分にふさわしいと思える場所を探している。
その場所を思い浮かべることができる人もいればできない人もいる。
そこにたどり着けた人はたどり着けなかった人よりも少ないかもしれない。
どこかしら、誰かしら自分に似ている人を見つけることができるはず。
笑い飛ばしてそのあとに、これは自分のことではないかと思ったりする。
どれがウディなんだ?とも思うだろう。
法律とかルールとかでもなくて、責任の話も出てくるんだけど愛情なんかよりも自分のことが問題のような気がした。
けど、その自分と愛情は切り離せない。
生きてりゃ色々ある。
それを忘れる人もいるし、覚えている人も。
本当に短い映画だけど、ビートルズの曲のような親しみを感じられる。
Isn't s/he a bit like you and me?