自分にとって、スペインリーグを見ることは非常に価値のあることだ。
特に、バルセロナの試合を見ること。
特別得ることはないかもしれないが(実際にはほとんどの試合で多くを得ている)、絶対に見て損をしたと思うことはない。
あったら確実に見るし、やっていて見ないのは論外だ。
それほどのものを自分に提供してくれる。
サティスファクションギャランティー。
スペインのサッカー。
いかに観客を楽しませるかなんて考えながらサッカーをしているチームや選手は実際に存在しないと思うが、本気でそうしようとしているように思えてしまう。
いちいち美しい。
それを見に行っている人が多いだろうしそれが楽しい。
クリエイティブでイマジネーションが湧いてくる。
そしてそれは周りにも感染していくもので海外でも真似してくる人が出てくるのは面白い。
多くの人の心をとらえる理由はここにある。
イタリアのサッカーは結果のみが求められて男だけが見ていたらいいと思う。
結果によっては人生が狂ってしまう人がたくさんいるのが面白い。
勝つか負けるか、それだけ。
勝ったら相手のことを何年に渡ってバカにすることも罵ることもできる。
負けたらそのまんま反対になるわけなのだが。
ドイツ人はサッカーが好きだ。
とっても平和だがサッカー以外に見るものがないんじゃないかと思ってしまう。
自分の国での結果が一番大事なんじゃないだろうか。
非常にバランスの良いリーグと言える。
あまりにも熱が強すぎるし国内でも完結しているから、実は周りが見えていないんじゃないだろうか。
イギリスは宗教。
イギリスの人と話していても思うけど、本当にスポーツ以上のもの。
自分のチームが最も大事で週末は戦い以外の何物でもない。
見る分にも最高に面白い。
サッカーがこれまで楽しめるのはここだけだ。
切磋琢磨というか戦いがここまであらゆるものを昇華させるのかという感じがする。
結果的にお客様が楽しむようなプレー以外は提供されにくい。
そのくらいシビアでレベルが高すぎるのだ。