とっても不思議な映画だった。
ロンドンの風景には興味を持ったし好奇心を掻き立てられた。
設定というかストーリーが独特なので一回で飲み込むのは少し難しいのかもしれない。
理解するのがこの映画の目的ではないとも思うが。
すっきりしない感は残るだろう。
グィネス・パルトローだから見たという人もひょっとしたらいるのではないか。
仮説や推測、想像は映画の形をとってもその域を出ることはないのかもしれない。
この映画を見ていてなんだか嫌な気分がずっとまとわりついていた。
不吉というか不快な気持ち。
緊張感。
スリラーやホラーではないものの生気を感じられなかった。
ストーリーも全体的に暗いし重い気がする。
どういう感性の人がこのような物語を書いて、どのような人がこれを楽しむかは気になるところだ。
はっきりと別れると思う。