INSIDE JOB
金融関係に詳しい人に勧められた。
華氏911に似ているところは確かにあるだろう。
ここまで質問に答えられず困窮している人を見たことがない。
特にコロンビア大学の人。
何事も調べれば情報は出てくる。
そしてそれをつなぎ物事を明らかにできる頭の良い人がいる。
一種の戦いのようにも見えた。
物事は常に変わっているようで変わっていない。
一人で問題を引き起こし、勝手に得をして消えていく。
ひどい場合はそこに居座り続ける。
1 vs 99の構図がよくわかった。
これがまさに現実なのだろう。
無知は力なりではないかもしれない。
大学に行くには、高等教育にはお金がいる。
それらを得ない人はどうなるのか。
借金をして長時間労働。
誰が誰のために作った仕組みなのか。
どことどこが繋がっているのか。
儲けている人は世界のほんの一部。
これまでに他のアメリカに関するルポも読んだことがある。
それは農業に関するものだった。
結局仕組みは同じのような気がする。
大学、国会、産業界のつながり。
政治と経済。
力があるということはお金があることなのか。
仕組みを作ることよりもそれを利用する方が優れているのかもしれない。
組織だからこそできることが世の中たくさんある。