Little Miss Sunshine
タイトルも有名だし、作品自体も有名だと思う。
いつか見ようと思っていた。
二種類の人間が世の中に入る。
勝ち組と負け組だ。
直截的な映画というイメージ。
限られた時間を濃密に表している。
ある種の映画は何百年もの歴史を二三時間にまとめる。
この映画は限られた時間を限られた時間の中にしっかりまとめていた。
だからとっても直截的。
セリフもいちいちダイレクトすぎないかと突っ込みたくなってしまう。
気まずくないのが逆にすごい。
内容は面白いようなかなり深刻なような。
けど、スタンンスとして真正面から向き合っている。
無駄がなくて良いし子供もわかる。
常にクライマックスというか全部が本気というイメージ。
筋よりも一人一人のストーリーや振る舞い、セリフを見ていったほうが面白い。
映像は綺麗だと思う。
写し方や色使いが話と同じくらいフランク。
それでいて綺麗だし無駄な装飾が少ない。
人間味が出ている素敵な映画だった。
アルバカーキらしい映画だったと思う。
家族とはあいうものなのだろうか。