日本語だとギャングオブニューヨークと表記される。
けど、この映画を見て本当にGangsなのだと思った。
あれほど多くの組織があって、憎みあいや歴史があって。
それを考えたら二時間半をこしても長過ぎない気はしてくる。
ディカプリオはともかくキャメロンディアスが良かった。
この作品に登場していたことを忘れていたが、彼女のでている作品の中でも特に重要なものだ。
演技と言うがその役にぴったりはまっている感じがした。
始まりのシーンを見ただけで鳥肌が立った。
あまり説明がない中決闘が始まる。
街の作り、白い雪。
古びた建物に洞窟。
武器や人の汗が光りただならぬ緊迫感が伝わってくる。
そして建物の大きさ。
あれほどのセットがどうやってつくられたのかと驚くしかない。
当時のニューヨークに戻ったらこれほど圧倒させられるのだろうか。
とても色合いが強くカラフルなイメージがある。
100億円を超えた制作費用を考えると、二時間半の映画に果てしないものがつぎ込まれていることがわかる。
それを見ているのだからやはり伝わり方が違うのだろう。
本物を見たような気分だった。
祈る姿勢は同じだが、祈る対象が異なるだけ。
相手をこの上なく尊敬しているが、決着を付けなければならない。
ネイティブ、アイリッシュ、黒人、チャイナ。
当時からあれほど文化が多様だったのだろうか。
希望の国、自由なアメリカ。
警察にギャング。
誰が、何が正しいのか。
戦争。
何よりも決闘。
Callenge Accepted.
これぞ映画と言った作品を久しぶりに見た。
Gangs of New York - Trailer - YouTube
Five points.