Carpe Diem

Think good thought.

Ian Flaming イアン・フレミング

007

 

ダブルオーセブンの作品は相当数見た。

すべてとは言えないかもしれないが、一度も目にしたことない作品は少ないと思う。

熱中してしまう理由がいくつかあった。

いつだって面白い。

作品によって評価は別れるが、どの作品でも好きなところがある。

俳優が変わろうと舞台が変わろうとも007は007であり続ける。

 

その作者に焦点を当てたドラマを見た。

4話完結。

イアンフレミングの物語。

最近のドラマは非常にスマート。

映像も美しいしお金がかかっていてスタイリッシュ。

それを贅沢に使う。

無駄こそが高度資本主義経済の美徳であるかのように。

 

自身の経験に基づいた物語なのだと知って驚いた。

本人の人生も苦労の連続であり、コンプレックスや外聞環境との駆け引きも容易でなかったのだろう。

戦争の時代だった。

 

戦争はすべてを劇的にさせる気がする。

愛も、恋も、生も死も。

誰もにドラマがあることがわかる。

そして、語られる話しと語られなかった話し。

生き残ったものだけが書ける話し。

 

彼の人生自体がとてもドラマチックなものだった。

そしてそれだけを表現する能力があったこと、時間が十分にあったのだと思う。

 

作家が引き継がれていくという歴史も面白い。

 

イアンフレミング。

彼についてだけ調べるのさえ面白い。

 

元を辿っていくとたくさんの素敵なものに出会える。

 


『フレミング~007誕生秘話~』DVDトレーラー - YouTube

 

ハリー・エイトケンよりはジェームズボンド。