Carpe Diem

Think good thought.

今話さなければならないこと

 

 なぜ書くか、に通じるところもある。なぜ今話さなければいけないのか。理由なんて何事にもあるようでないし、個人的に見つけていかなければならないものかもしれないので自分で見つけていく。なぜ、今話さなければいけないと思うのか書く。

 当たり前だけど、多くのことは限られている。だから今書かなければならないのだ。これはとても個人的なことで、自分は書きたい、ただそれだけのことなのだ。ある部分では食べることよりも人と交流することよりも今の自分が必要としていることかもしれない。時間が限られている。好きな人とでも、嫌いな人とでも話す時間が限られている。もちろん好きな人と話す時間がもっとあったら良いと思うのだが、その流れは平等なので面白いものだ。しかし、自分で選ぶことも出来る。けど、それと同じくらい自分ではどうしようもないことが起きるかもしれない。

 例えば、最初は、子どもの頃は家族が身近に存在している。自分が考えていること、学んだこと、疑問に感じたことをどんどん聞いていく。社会に出て行くことで体験したことや悩みを家族と話す。それは良くあることであろう。大人になっていくにつれて自分が今どんな人とどんな話しをするべきかわかってくる。選択できるようになってくる。与えられていたものに加えて自分で選択していく。それは例えばたまたま隣の席になった友人かもしれない。幼なじみかもしれないし、高校からの親友かもしれない。二番目の彼女かもしれないし、やがて結婚する人かもしれない。

 小さい頃は感じていたことをすぐに口に出す。悩みの種類も変わっていく。話す相手は変わっても話す内容は、本質としては変わらない人もいるだろう。小学校のときは恋の話し、中学では部活、高校では受験の悩みと対象が変わっただけで同じようなところをぐるぐる回っているだけかもしれない。それでもやはり、時が経つにつれ話す相手は変わってくるし、内容も変わってくる。自分で選択することも出来るし、何よりもいろんな経験をしてそうならざるをえないと思うから。

 相手の気持ちを考えたり、自分のことを思ったら他人に話している場合じゃないと思うこと。自分の問題が世界一深刻と思わなくなったり、大切な人を支えようと自分のことは押さえ込んだり。書いたり話したりすることは常に変わっていく。そんな当たり前のことも色々と経験しないとわからない。だから、今書かないともうこの気持ちには一生なれない。今話さなければ。