設定や入り方は好きだったが納得しにくいという感覚が残った。
日本的ではない。
ヨーロッパでは受け入れられ方が大きく違うのだろうと推測。
香水にしても、歴史にしても。
身分や職業、人の命の儚さ。
宗教と政治、国も。
それほど深刻なものでもないのだが、様々な要素があった。
人命が軽く扱われていたように感じられるがそれが物語らしいと言うか気にならない程に映像やストーリーで魅せてくる、というわけでもない。
そういうストーリーなのだ。
どんな話に置いても当たり前なのだが、とても主人公に焦点を当てた映画だと思う。
それ故に周辺のことが弱く、印象が薄く感じてしまう。
衣装や舞台は細かかった。
エキストラも多く、重要な役を演じていた。
映画の時間が非常に長く、エンディングはストーリーらしいあっけなさだった。